肥前争乱、淘汰するものされるもの 第93話 露見! 隠し金山 永禄七年 十月 龍造寺の須古城侵攻の数日前 小佐々城 <純正>「弾正大弼だいひつ殿、これは一体いかなる事ですかな?」 使者の一瀬栄正ひでまさが言う。「どうもこうも、ごらんのとおりにございます」 大串の隠し金山が大村純忠にみつかった。 もとも... 2023.05.09 肥前争乱、淘汰するものされるもの
肥前争乱、淘汰するものされるもの 第92話 龍第造寺、須古城を攻める。 永禄七年 十月 佐賀龍造寺城「出陣じゃ。須古城を落とす」少弐氏滅亡後の事後処理をすばやく終わらせ、稲の刈り取りを待っての出陣である。鍋島直茂はじめ副島左近充、広橋信了のぶひろ、納富のうとみ信景などあわせ、六千名である。「わはははは! 平井経... 2023.05.09 肥前争乱、淘汰するものされるもの
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第89話 龍造寺隆信と鍋島直茂 永禄七年 四月 佐賀龍造寺城 龍造寺隆信「直茂よ、やっと落ちたの」「はは」 肥前中野城に籠もっていた少弐政興を降したのだ。「少弐め。滅んだのだから大人しくしておればいいものを、大友なんぞに担がれおって」 少弐政興は大友氏によって擁立された。... 2023.05.08 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第87話 空閑三河守光家、暗躍す。 永禄六年 十月 伊万里城下「ごめんよ~」「へい、らっしゃい! 何にしますか?」「そうだなあ。まず酒一合と、あと、とりあえず何かみつくろって」「かしこまりました~。酒一合におまかせ一丁~」 旅人だろうか。いくつもある飯屋で食事と一緒に酒を注文... 2023.05.08 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第83話 宮の村返せだって? あんたバカぁ?↑ 永禄六年(1563) 七月 大村館 小佐々弾正「おお! よくぞ来た平九郎! 小佐々の家督をついだそうだな」 俺が来たのが嬉しいのか、それともなにか魂胆があるのかわからない。主殿に案内された俺は、喜々とした純忠の態度に驚いた。 日の出の勢い(... 2023.05.07 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第82話 イエズス会と南蛮貿易 永禄六年 七月 小佐々城 小佐々弾正 千方が手の者を使って盗ませた、インドの管区長あての書簡(もちろん戻したが)にはこう書いてあった。 インド管区長様 その者、平戸の松浦を屈服させ、再び港として、使ってほしいと申しております。 ドン・バルト... 2023.05.06 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第81話 さて、どうする? さて、どうする? 某歴史ゲームなら、間違いなくセーブして一休みするか、じっくり今後の戦略を立てるところだ。 まず相神浦松浦あいこうのうらまつら家だが、爺様はまだ隠居しておらず、有馬からの養子、盛がいる。平戸の力を弱め、嫡男と次男は幽閉してい... 2023.05.06 5強まであと7,000石(現在36,824石)
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第79話 数字は苦手なんだけどな、文系です。 改めて、周辺の勢力図と領内の状況を分析する。 言うまでもないが、最大の勢力は龍造寺だ。 基肄郡、養父郡、三根郡、神埼郡、小城郡を治めて二十万石。それに加えて従属の江上氏が約九万石だ。 次に有馬。衰えたとは言え、直轄地で六万七千石。 親戚の大... 2023.05.06 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第75話 松浦へのネーバルプレゼンス 俺の中で二人の処遇はもうすでに決まっていた。 隆信は切腹で、鎮信は出家。そしてどこかに幽閉する。 そしてこれは、かなり母上に泣きつかれて、情にほだされそうになったが、心を鬼にしてお願いした。 千寿丸を養子に出す。完全に平戸松浦を支配下におく... 2023.05.05 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第74話 平戸松浦氏の処遇 運命の岐路 同年 五月 沢森城 沢森政忠 さて最後は、これが一番の難事で、やり方によっては肥前の情勢を一変させる。我らが生きるも死ぬも、これにかかっていると言っても過言ではない。 ……。 主だった者を城に呼んで評定を開いた。 まずは俺の隣に親父がいる。... 2023.05.04 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第73話 674石から11,536石へ 佐志方杢兵衛 同年 五月 早岐城主の早岐甚助、日宇城主の日宇舎人とねり、井手平城主の岡甚右衛門、広田城主の遠藤千右衛門、鷹の巣城主の堀江大学らが沢森城に来た。 佐世保から宮の村までの諸豪族を連れて、佐志方城主、佐志方杢兵衛が沢森城へ来たのだ。その他、佐世... 2023.05.04 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第71話 死闘! 葛ノ峠の戦い③ 永禄六年 四月 肥前国 宮の村 葛の湊沖 沢森政忠 殿、何か変ですぜ。 勝行が言う。「確かに変だな。まったく、ではないが誰もおらぬ」 海岸から宮の城まで起伏はなく、蓮輪城は見えないが、連なって建っている小峰城も、両方が望遠鏡から見える。 何... 2023.05.04 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第67話 佐志方杢兵衛、造反す。 ■龍岩城 佐志方杢兵衛「殿! ご覧ください!」 眼下には南風崎から上陸した松浦軍が、ウンカの如く小佐々砦を攻めているのがはっきり見える。「殿! ここに至ってはお家の為に造反も止むなし! 我らも共に小佐々を攻めましょう!」 筆頭家老が進言する... 2023.05.03 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第65話 死闘!葛ノ峠の戦い② 「ええいまだか! まだ宮村城は落ちぬのか?!」 大村純忠は焦っている。 謀反と聞いて急いで討伐にやってきたが、正月の戦も癒えていない。兵糧の準備も完全ではないし、続く戦に兵の士気もあまり高くはない。「申し訳ありませぬ。小峰城、蓮輪はすわ城、... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第63話 死闘!葛ノ峠の戦い① 永禄六年二月 小佐々城 小佐々純勝「申し上げます! 宮村城の大村純種様、ご謀反にございます!」「なに?」 おそらく、単独ではない。背後に後藤か松浦が控えているのであろう。 いずれにしてもこちらも出なければ、南風崎はえのさきの砦があぶない。 ... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第62話 大友の代理戦争 有馬大村連合軍 永禄六年 正月 沢森城 沢森政忠 有馬義貞と大村純忠の連合軍一万が杵島から小城郡へ侵攻した。 今回の連合軍の意図は明確で、膨れ上がる龍造寺隆信の領土拡張を食い止めるためである。龍造寺は東肥前を統一し、北肥前の松浦衆を降しつつ、多方面で領土拡... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第58話 大村純忠、ドン・バルトロメオとなる。 やばい。まじやばい。嘘やろ? 早すぎるって! 来年やろ?「本日、大村民部大輔様はじめ、家臣数名がキリシタンになるべく受洗された由にございます」 もー、なにやってるんですか純忠様! 早いですって! 俺は急いで見張り台に駆け上り、日の丸の三角形... 2023.05.01 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第55話 本当にあった奴隷貿易 姉上と、おれと、いもうと 同年 八月 沢森領は少しずつ豊かになっている。 石けん、鉛筆、塩、醤油、味噌など、コタツや布団など耐久品も含めた生活必需品が充実している。(もちろん、領内の城は簡易水洗にしているよ!) なにより人口が増えた。 転生時の永禄四年四月には二千人... 2023.05.01 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第51話 永禄遣欧使節団、渡海する。 同年 五月 ついに! ついに決まった! 横瀬浦開港! 史実より三ヶ月早い開港である。豊後から布教長トーレスが大友宗麟の書簡をもって横瀬浦へ到着。トーレス自身が書簡を持ってきた事が大きい。 やった! 薩摩に勝った! ! 俺は不死身でもなけれ... 2023.04.30 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第49話 ルイス・アルメイダ IN 横瀬浦 永禄五年 四月末 横瀬浦 来た! きたきたきたきたきた! ! ! 史実より、3ヶ月早い! 横瀬浦にルイス・デ・アルメイダが到着した。いわゆる下見? なんだろうか。で、文献通りその数日前から船も停泊している。 この時のために、できる限り整備を... 2023.04.29 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第48話 永禄五年 大友義鎮、動く 同年 四月 沢森城 沢森政忠「大友義鎮は少弐家を再興すべく、少弐政興を擁立いたしました」 やっぱりかあ! 千方の報告に、文字通りの感情が湧き上がった。これからいよいよきな臭くなるぞ。一歩間違えば家が潰れる。 最悪、相神浦や大村が潰れても、... 2023.04.29 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第47話 後藤家嫡男の誕生と暗雲 「殿、至急お知らせしたき儀がございます」 なんだ? いい話か悪い話か?「武雄後藤家、嫡男誕生の由にございます」「なに?」 俺は声に出してしまったが、何かを心の中でぐっと押しつぶした。それは感情を押し殺すとかではない。歴史通りに動いている確... 2023.04.28 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第46話 大串の隠し金山 小佐々氏の大串金山は、大村領との国境ギリギリのところで採掘している。だから隠し金山なんだろう。海上交通税、金山、馬の放牧は小佐々の経済の屋台骨だ。 親父は何で知っている? と目を回したが、すぐに、あーなるほどね、という顔をした。そりゃ同じ転... 2023.04.27 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第43話 山内二十六ヶ山の総領 神代勝利 肥前国 波佐見 内海城 神代勝利「お初に御意を得まする。沢森平九郎政忠にございます。」 若いな、息子長良より一回り下位か。 内海殿と私は同時に挨拶をし、まずは内海殿がこの若い彼杵の領主に話しかけた。「堅苦しい挨拶は良い。先だってから利三郎殿... 2023.04.25 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第42話 永禄四年末評定 十年戦略策定と短期目標 永禄四年十二月 沢森城 沢森政忠 年末を迎えるにあたって、家臣を一堂に集めて評定を行った。今後は定期的に行おう。 当主 沢森政忠 親族衆 筆頭 沢森政種(父) 親族衆 外交方 沢森政直(次男・政忠の叔父) 親族衆 殖産・技術方 沢森藤政(三... 2023.04.25 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第41話 戦乱の足音 藤原千方の報告 「千方か、入れ」「はは」 相手が千方だと無駄な話がない。性格が生真面目、ではなく、主従の関係がそうさせているのだろう。「それで、どうであった?」 言葉少なに聞く。「は、されば先日の曲者ですが、やはり針尾伊賀守の手の者に間違いございません。昨... 2023.04.21 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第37話 民部大輔、大村純忠 永禄四年(1561年)九月 大村館 沢森政忠「平九郎よ。おぬしの言った通りになったのう」。 八月、宮の前事件は、史実通りに起きた。本当は事件前に、準備万端で横瀬浦誘致を進める予定だったけど、仕方ない。「は、また今回の件は、三年前の宣教師ガス... 2023.04.19 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第36話 針尾伊賀守の苛立ち 同年 七月 驚いた。まさか本当に、こんなに早く利益を出すとは。 最高級の椿油を五島から仕入れて作ったので、原価が十倍に跳ね上がった。しかし、売価も跳ね上がったので、利益も当然あがる。(椿、栽培しよう♪多分ほぼ全国域で育つから問題ないはず)。... 2023.04.19 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第35話 平戸道喜の悪魔計画! 「お初に御意をえまする、平戸道喜にございます」 男は平伏しながら言った。「面をあげよ」 歳の頃は五十前位であろうか。にこやかな笑顔の奥に、強い意思を感じる。「それでその、平戸の商人が俺になんの用だ? まさかわざわざ平戸から世間話でもなかろう... 2023.04.18 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第32話 上松浦党の波多親 永禄四年(1561年) 六月 沢森城「して、どうであった?」 俺は利三郎の報告を受けた。ひと月ほど前から粘土の調達と外交をまかせていた件だ。「は、内海、福田とも感触は良好でござった」 利三郎は上機嫌だ。良い内容なのだろう。「両家とも、力のあ... 2023.04.17 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第31話 平戸道喜と石鹸 永禄四年 六月初旬 大村城下 平戸道喜 街全体の賑わいはそれほどでもない。ごくごく普通だ。 いや、それ以下かもしれない。昨日は平戸から茶の買付で嬉野に行った後、大村の城下町で妙な物が売られている噂を聞いて、帰る前に遠出してやってきた。「さあ... 2023.04.16 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第30話 灰も油も絶対数が全く足りない。 足りない足りない足りない。まあああったく足りない。 現状で並行してやっている事といえば、陸路では中浦-多比良と横瀬-川内の関所の廃止。(EUみたいな感じ?) 商人の往来を増やすためだが、小佐々とは寄り親寄り子に近い存在。関銭はもともとないに... 2023.04.16 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第29話 利三郎と忠右衛門 永禄四年(1561年) 五月 岳の城 沢森利三郎政直 どたどたどたどたどた! 忠右衛門と二人で主殿に向かう。なんでまた、いきなりなんだ?「殿!」「殿!」 主殿の下座には先日家督を相続したばかりのわが殿、平九郎様がいらっしゃった。我らが中に... 2023.04.15 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第28話 神ばあ②(←手抜きタイトル!) さあ、だんだん具体的になってきた。 菜種油と灰汁のせっけんは城内でまず作って、うまくできたら量産しよう。量と種類でどう変わるのか? 多分、菜種以外にえごま油、イワシ油、鯨油、牛脂……。 種類を変えたら性能も変わった気がする。あとは、香りづけ... 2023.04.15 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第27話 神!まじ神!!おばあちゃんの知恵袋 さて、さっきの四項目にいろいろと当てはめて考えてみよう。 一、重要で緊急性の高い仕事。 二、緊急ではないけれども重要度が高い仕事。 三、重要度は低いけれども緊急性が高い仕事。 四、重要度と緊急性が低い仕事。 この中で重要な事、それは生き残る... 2023.04.14 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第24話 隆信、激昂 永禄四年 四月 平戸城 松浦隆信「なに!?」 すっくと立ち上がって「それは誠か? 九郎討ち死にとな? ……勘解由もか??」 腰が抜けたかのようにどすんと座る。 あり得ぬ、あり得ぬ! あり得ぬぞ!「また、敵方の沢森兵部小禄政種、鉄砲傷がもとで... 2023.04.13 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第15話 領主の決断 ~平戸の南蛮貿易と水軍の役割~ 「どういう事だ?」 親父が聞いてきた。「大村様は周りを敵に囲まれております。東の西郷は義理の兄弟で、島原の有馬様の陣営にありますが、いつ敵方になるかわからない状況です。武雄の後藤は大村様に敵対心を持っておりますし、北の諸勢力は日和見です」 ... 2023.04.08 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第14話 賢者のはったり 「平戸の南蛮船誘致と武力の利用」 「あいわかった!」 ……え? わかったの?「わかったが、納得したわけではないぞ」 いたずらっこみたいな顔で親父が続ける。いくつなんだよこのひと。それを見て、母はそっと父に寄り添う。(あなたのそういうところが大好きなの! ってオーラ出しまく... 2023.04.07 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第11話 横瀬浦の秘密 ~ 歴史改変と南蛮貿易の舞台~ たった1年とはいえ、前世では戦国時代に南蛮貿易港として賑にぎわった横瀬浦。 確か史実では横瀬浦は大村領で、来年の永禄5年(1562年)、歴史の檜ひのき舞台に姿を現す。現世ではそれさえもかなわないのか? 横瀬が沢森領になったのは去年だけど、そ... 2023.04.06 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第10話 674石のしょぼ領主 親父と話をしに行く前に、いろいろと整理しておこう。 状況を分析し、最善の提案をして領内を豊かにしなくてはならないからだ。舐められないためには武力が必要。 しかしそのためには、鉄砲や弾薬、大砲はもちろん、人員も必要だ。戦のための食糧問... 2023.04.05 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第9話 転生した少年の覚悟―戦国時代での新たな使命と決意 「ちーちー、ちーち」 ん? なんだ? とてとてとてとて。2歳児が近寄ってきた。甥の幸若丸だ。2歳くらいって、かわいいと思わない大人がいるんだろうか? (中身だけ)「ちーち、ちーち、だあこ、だあこ」 ん? だっこしてほしいのか? よーしよーし... 2023.04.05 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第7話 転生者の目覚め―父との対話で明らかになる歴史の変遷 え? ええ? 今なんて? 横瀬浦がうちの領地? それやったらもう歴史変わってるやん! サワノモリ村の名前どころじゃないぞ!「それはいったいどういう……?」「どうもこうもあるか! !」 そう言って親父は、机をドン! と叩いた。 「生き様の覚え... 2023.04.04 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第6話 未来人の言葉「父に伝えるべき重要な情報」とは? 翌日、父の部屋を訪れた。 なんて切り出そう? どう説明しよう? 結局昨日はあまり寝られなかった。(実は僕、450年後の未来から転生した未来人で……) あほか。怪我の後遺症だから、もうだめだ! と次男の弟に期待がかかるだけだ。(父上、8月に平... 2023.04.03 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第5話 戦国にて初の決断の時〜横瀬への南蛮船寄港計画〜 鋭い! 絶妙に鋭い! ベタすぎるくらい鋭い! ていうか、意味不明なこと書いてぶつぶつ言ってたら誰でも(どうした?)ってなるよね。 前世でも弟いたけど、どっちかって言うと無口で職人気質しょくにんかたぎだったから、新鮮っちゃ新鮮。……いやいやい... 2023.04.03 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第4話 宮の前事件と平戸の南蛮船〜永禄4年の謎に迫る〜 永禄4年4月 沢森城 自室にて ※宮の前事件※ 永禄四年(1561年)八月、長崎県平戸(以降平戸と記述)に停泊中の、ポルトガル船のフェルナン・デ・ソーザ船長と16名の乗組員が平戸港宮前で殺害された事件。 多分、商取引のトラブルが原因で起き... 2023.04.02 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第3話 生き残れ!若き武将の戦国九州サバイバル 永禄と言えば永禄の変! 室町幕府十三代将軍の足利義輝が、三好三人衆に殺害された事件。もうこれで戦国時代確定ね。ははは。 四年ということは、まだ始まったばかりだから当分は大丈夫かと思いきや、永禄の変は八年。 つまりあと4年で将軍義輝は暗殺され... 2023.04.02 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
年表・統治機構 1566年~1570年(忘備録) 1566年(永禄九年)1月小佐々領 人口十二万人石高 十八万三千七百五十二石波多家 十四箇条の定めにより保護国化2月沢森家第三子 吉法師誕生第四子 愛姫誕生3月海軍伝習所第一期生卒業計百二十八名(松浦郡十六名・彼杵郡四十七名・佐賀郡五名・杵... 2023.03.18 年表・統治機構
年表・統治機構 1561年~1565年(忘備録) 1561年(永禄四年)4月 転生蠣浦の海戦5月石けんの製造・販売開始鉛筆の研究製造開始綿花増産計画(同時にふとん製造)硝石製造の研究開始「ナタ目」法による椎茸試験栽培同「種駒」式栽培研究開始切り干し大根の生産製造・研究開始びわ・パン・麦酒・... 2023.03.17 年表・統治機構
人物紹介 人物紹介④(127話~272話) ( )内は転生時、永禄4年(1561年)時点での数え年齢です。基本的に架空・史実の両方記載しますが、史実の人物の生没年、内容、記載の有無は筆者の任意なのでご了承ください。※は史実人物(本作ストーリー上内容修正あり)龍造寺政家(5)※純家/太... 2023.03.04 人物紹介
人物紹介 人物紹介③(51話~126話) ( )内は転生時、永禄4年(1561年)時点での数え年齢です。基本的に架空・史実の両方記載しますが、史実の人物の生没年、内容、記載の有無は筆者の任意なのでご了承ください。※は史実人物(本作ストーリー上内容修正あり)橘屋又三郎(38)※堺の鉄... 2023.03.03 人物紹介