信長と純正、そして教え子たち 第909話 『法廷準備と新たな同盟~枢機卿裁判とイタリア商人~』 慶長七年九月二十五日(西暦1602年10月11日)リスボン「陛下、枢機卿すうききょうの弁護人はどうなさいますか」 法務大臣が羊皮紙に目を通しながら口を開いた。 教皇特使がローマへ帰国してから2週間が過ぎ、リベイラ宮殿では特別法廷の準備が本格... 2025.08.23 信長と純正、そして教え子たち
信長と純正、そして教え子たち 第908話 『ローマ教皇庁』 慶長七年七月十一日(西暦1602年8月27日)リスボン「よいか、気づかれないよう迅速に任務を遂行するのだ」「ははっ」 セバスティアンが逮捕状に署名した翌朝早く、王室保安局の部隊が静かに出動した。 石畳の道に響く統制された足音が、行き交う者も... 2025.08.21 信長と純正、そして教え子たち
信長と純正、そして教え子たち 第907話 『科学の盾と信仰の刃』 慶長七年三月十五日(西暦1602年5月7日)リスボン大聖堂 毒殺計画の失敗から数日が経過し、枢機卿すうききょうの憎悪は頂点に達していた。「王は悪魔に魅入られた。もはや我らが王ではない。毒を見破る術など人間の業ではないのだ。あれは間違いなく悪... 2025.08.19 信長と純正、そして教え子たち
信長と純正、そして教え子たち 第906話 『賢王の茨の道』 慶長七年二月十三日(西暦1602年4月5日) リベイラ宮殿 セバスティアン1世が政教分離を宣言した後、謁見の間は静寂に包まれていた。 力なく歩きながら部屋を出た枢機卿すうききょうは、恥辱を感じた表情をローブのフードで隠し、彼に従う保守派貴族... 2025.08.17 信長と純正、そして教え子たち
信長と純正、そして教え子たち 第905話 『望むところだ』 慶長七年二月十三日(西暦1602年4月5日)「では兄上、行ってまいります」「うむ、日本はもちろんだが、欧州においてポルトガルの影響力は大きいからな。しっかり頼むぞ」 フレデリックは、先月ポルトガルより届いた技術交流(供与)と『火山の冬』に関... 2025.08.12 信長と純正、そして教え子たち
天下百年の計? 第709話 『瓶詰めの開発と琉球州顛末。琉球国か琉球州か』 天正十二年六月十六日(1583/8/3) 諫早城 「ところで忠右衛門。その後缶詰はどうなっている?」 純正は唐突に忠右衛門に尋ねた。 忠右衛門は14年前に真空ポンプを使って実験をして以来、純正から缶詰の開発を依頼されていたのだ。 しかし実際... 2024.07.05 天下百年の計?
第2.5次信長包囲網と迫り来る陰 第440話 純正から延暦寺への手紙 元亀元年 十二月七日 諫早城 天台座主にして金蓮院准后様(比叡山延暦寺大僧正) 拝啓 寒さを感じる霜月の候、准三后様におかれましては、ご自愛いただきたく存じたてまつり候。 初めての文ならびに突如としての送文と相成りますが、何卒お許し願い候う... 2023.10.05 第2.5次信長包囲網と迫り来る陰
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第85話 省庁再編と永禄七年度予算会議 随分遅くなったが、それぞれの役割分担と業務効率を上げる為に、省庁再編を行った。 あわせて永禄七年度の予算会議を実施。 領地も増えたし、再度の見直しが必要だったからね。予算会議は毎年行い、追加・補正予算は都度実施する。 当主 小佐々弾正純正... 2023.05.07 5強まであと7,000石(現在36,824石)
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第30話 灰も油も絶対数が全く足りない。 足りない足りない足りない。まあああったく足りない。 現状で並行してやっている事といえば、陸路では中浦-多比良と横瀬-川内の関所の廃止。(EUみたいな感じ?) 商人の往来を増やすためだが、小佐々とは寄り親寄り子に近い存在。関銭はもともとないに... 2023.04.16 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第13話 平戸の南蛮船誘致と宗教改革の提案 疑いと興味と期待とがまざった表情で俺を見ている親父に対して、俺は淡々と答える。 「可能です。ただし父上はもちろん、小佐々の殿様のお力も必要です」「詳しく話してみろ」「はい、現在南蛮船は九州のいろいろなところに来航し、各大名領主も率先して貿易... 2023.04.07 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。