転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第455話 『再び、フィクサー次郎』 慶応四年十一月上旬(1868年12月中旬) ・まずは幕府に公式に合議制を認めさせる(成功・貴族院) ・貴族院議場を幕府の権限を弱めるために本願寺に移設(論議中に騒動発生) ・無党派層の取り込み(進行中だが京都の騒乱のために進んでいない) 本... 2025.08.20 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第451話 『慶喜の政治的裁定と三権分立への道』 慶応四年十月十四日(1868年11月27日) 二条城 偽の長州藩士2名(真犯人) 罪状:騒乱罪(首謀者)、放火罪、詐欺罪(身分詐称)、謀反罪(幕府転覆) 処罰:死罪(斬首) 見廻みまわり組隊士 罪状:騒乱罪(料亭での集団暴行・刃傷沙... 2025.08.11 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第450話 『沙汰と黒幕』 慶応四年九月六日(1868年10月21日) 新選組の屯所で、土方は取り調べを続けていた。 しかしいっこうに進展はない。 一方には京都見廻みまわり組の隊士たち、もう一方には長州藩士たちがいる。「我らは何もしておらぬ。祝い酒の帰りに歩いていただ... 2025.08.11 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第446話 『守護職弾劾』 慶応四年九月二日(1868年10月17日)「御用改めである! 神妙にいたせ!」 けたたましい怒鳴り声と共に、旅籠の部屋の障子が無残に蹴破られた。 月明かりを遮って現れたのは浅葱あさぎ色の羽織をまとった新選組の隊士たちである。抜き身の刀が行燈... 2025.07.31 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第445話 『第一回貴族院と事件』 慶応四年八月下旬(1868年10月) 京・小松帯刀たてわき邸 庭に落ちる影が、ゆっくりと西へ傾き始めていた。 帯刀は大久保利通が去った後、数日間にわたって一人部屋に籠もって考え込んでいる。 大久保が示した策は暗闇を照らす希望の光にも見えれば... 2025.07.29 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第442話 『典薬寮と権力闘争』 慶応四年八月十一日(1868年9月26日) 「ふう」 次郎は、書き上げたばかりの『重要技術管理法案』の草案から顔を上げた。 新暦に直すと9月末だが、それでも残暑が厳しい。 洛中らくちゅうの連続ボヤ騒ぎに関する加賀藩からもたらされた情報は、犯... 2025.07.23 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第436話 『科学の目』 慶応四年四月二十五日(1868年5月17日) 洛中らくちゅう同時多発火災から数日後、容疑者の実行犯4名の男たちが捕縛された。 幕府、薩摩、長州、公家くげの全勢力に恨みを持つ者たちが同時に事件を起こし、人々に深い困惑をもたらしたのである。 こ... 2025.07.16 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第435話 『洛中謀略譚』 慶応四年四月十八日(1868年5月10日) 小御所での会議が混乱のうちに終わった翌朝、京の空には雨がやんで湿った空気が漂っていた。 洛中らくちゅうを騒がせた火事は大きな延焼もせず、いずれも小規模なボヤ程度の騒ぎで鎮火していたのである。 人的... 2025.07.14 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
八紘共栄圏を目指して 第859話 『ブヤン・セチェン・ハーンと後のクンドゥレン・ハーン』 慶長三年十二月二十六日(西暦1599年1月22日) 遼東 三萬衛「ハーン、このままでは山東は明軍に奪い返されてしまいますぞ!」「分かっておる! しかし、今はこれが最善の策なのだ! くそう、チャハルのブヤンめ、この機に攻め寄せてくるとは、やは... 2025.05.07 八紘共栄圏を目指して
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第116話 『あわや大惨事! それからお茶の追加注文と武田斐三郎』(1849/8/2) 嘉永二年七月二日(1849/8/2) 五教館大学 石油精製研究室(まったく、いつもながらざっくりとしたお人だ……) 例によってオランダ人医師・化学者のヤン・カレル・ファン・デン・ブルークは、信之介から渡されたメモを見ながら、何度も読み返して... 2024.05.20 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
Uncategorized 第190話 工部省筆頭技術者 鬼才 国友一貫斎 永禄十一年 七月 工部省 技術研修室 国友一貫斎(いっかんさい) わしの名は二代目国友一貫斎。 小佐々家工部省、技術開発局の筆頭技術者だ。もう三十前だが結婚もせず(やかましいわ!)、研究一筋で独身を貫いている。 むかし、といっても五~六年... 2023.05.29 Uncategorized
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第30話 灰も油も絶対数が全く足りない。 足りない足りない足りない。まあああったく足りない。 現状で並行してやっている事といえば、陸路では中浦-多比良と横瀬-川内の関所の廃止。(EUみたいな感じ?) 商人の往来を増やすためだが、小佐々とは寄り親寄り子に近い存在。関銭はもともとないに... 2023.04.16 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート