転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第464話 『詭弁か忠義か』 慶応五(明治二)年二月十六日(1869年3月28日) 京都 大村藩邸 本日は夜も遅いので、と言って分かれた翌日、居室で先に口を開いたのは純顕であった。「次郎。昨日は詭道と申したが、つぶさにはいかなる手を打つ。公議政体党は数で我らを上回る。中... 2025.09.07 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く