転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第204話 『サー・タンゴノカミの実力』
安政三年九月十五日(1856/10/13) ~の半月前 江戸城「な、なんだこれは……」 老中首座を退いたとは言え、いまだ幕閣の中で発言力のあった阿部正弘は目を疑った。 確かに、意見は聞いた。幕政の参考にと、聞きはしたのだ。 立秋の候、伊勢守...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
天下百年の計?